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四王寺林道・岩屋城跡~天神中央公園~九州志士の会設立記念日セミナー

4月4日太宰府の四王寺林道・岩屋城跡と天神中央公園で桜の花見の後、九州志士の会設立記念日セミナーに参加してきました。

太宰府の四王寺林道・岩屋城跡

朝早くに家を出て西鉄電車で太宰府駅に移動、駅からすこし歩いて四王寺林道に入ります。

道中、桜の花が咲いていました。

岩屋城跡ヘの登りの階段。

岩屋城跡ヘ到着。桜はまだ咲き始めでした。

岩屋城は天正14年(1586年)立花宗茂の実父の高橋紹運が、九州制覇を目指す島津氏に対しおよそ763名と共に迎撃、島津軍の降伏勧告に対し「主家が盛んなる時は忠誠を誓い、主家が衰えたときは裏切る。そのような輩が多いが私は大恩を忘れ鞍替えすることは出来ぬ。恩を忘れることは鳥獣以下である」と言って拒絶し徹底抗戦し、半月に及ぶ戦いの末、多数の敵兵を道連れにして最期を迎えた地です。

岩屋城跡には紹運の墓と763人の城兵を弔う慰霊碑が建てられています。

岩屋城跡からは太宰府政庁跡なども見えました。

天神中央公園

太宰府から福岡市天神に移動して、少しの時間ですが天神中央公園で桜の花見をしました。

九州志士の会設立記念日セミナー

天神から移動して祇園大通りにある福岡商工会議所で九州志士の会設立記念日セミナーに参加しました。

最初に、最近の中小企業・小企模事業者の現状と政策についてのお話がありました。

経営者の高齢化で後継者難これから5~10年で事業承継についてが問題になるので、事業承継の円滑化に向けた取組が強化されていく方向です。

また、中小企業等は大企業に比べ労働生産性が低くなっていますが、中小企業の中でも労働生産性の高い中小企業があり、そうした企業では設備投資、特にITへの投資をしっかり行っているそうです。

中小企業は資金の面で余裕がないところが多いので、中小企業等経営強化法などで税制支援や金融支援等が行われています。

中小企業等経営強化法について 経済産業省

次に食品表示制度についてのお話がありました。

従来食品表示に関しては食品衛生法、JAS法、健康増進法がありましたが、平成27年4月l日食品表示法に統合されています。

現在22食品群と4品目の加工食品が原料原産地の表示が必要ですが、昨年決定された農業競争力強化プログラムにおいて、将来は全ての加工食品への原料原産地表示が導入されていく予定です。

農業競争力強化プログラム 農林水産省

消費者にとっては安心して購入し消費できるのでとてもありがたいですが、生産加工する企業等にとっては細かな法律のルール等があり、きちんと守らないと場合によっては大きな法的責任や信用の失墜などの事実上の責任を負わなければいけないので、しっかりと対応しなければなりません。

また、最後に弁護士の三山さんがご紹介された

安全≠安心

安全+信頼=安心

という言葉は食品表示において重要なことですが、他の仕事でも単に法律やルールなどを守っていればいいわけではなく、顧客等に対して誠実な対応などを常日頃から積み重て信頼されるように努めいく必要がありますね。

最後に筒山太一窯の蓄光製品の技術紹介がありました。

筒山太一窯の製品は、蓄光式避難誘導表示板として東京都営地下鉄に採用されています。

高輝度・高耐候性蓄光製品「エコほたる」は夜間の津波等の際に迅速な避難対策用としても有効だそうです。

電源が不要で後付けが簡単にできますので、一般の家庭でも廊下や階段などにつければ結構便利かもしれません。

有限会社 筒山太一窯のホームページ

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